ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

今日は、一日中、流し台が詰まってラバーカップ(しゅっぽ)をさがしまわった。

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昨夜、台所の流し台がつまって水が流れなくなった。

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              アパートからみた風景

 

昨夜から、台所の流し台の水が流れなくなり、水があふれている。
なにせ、移動禁止令によりアパートから、自宅隔離しているところだ。朝いちばん、まず、アパートのマネージメントオフィスに行ってみた。案の定、だれもいない。

顔見知りの警備員のおじちゃんに聞くと、マネージメントは、10時にならないと来ないよと言うので出直すことにした。

10時をすぎてマネージメントオフィスに行くと、メンテナンスのにいちゃんがいた。相談すると、このソーダーを使ってみろと渡される。多分重曹ではないかと思うが、部屋にもどりトライしてみるが、反応なし。

しゅっぽ探しにはしりまわる

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ラバーカップ(しゅっぽ)

 

しゅっぽがあると多分流れるはずだと妻が言うので、近くのモールへ正式にはラバーカップというらしいが、吸引器具を探しに行くことにした。(*ちなみに、ラバーカップ:しゅっぽをここでは使う)

IOIショッピングセンターへ

昼ごはんを食べたあと、アパートから車で3分のいちばん近いIOIショッピングモールにかけつけた。スーパーマーケットには、これまで見たことのない長蛇の列。

多分、移動禁止令も3週間目に入ったので、さすがにみなさん食料のストックが切れてきているのか、はたまた、家にいるのも飽きて、気分転換にきているのか。20分ほど並んで、やっとスーパーの中に入れた。が、目指すしゅっぽが見つからない。

念のため、店員の聞いたが、案の定、小生の説明が悪いのか、店員がめんどくさいのかそんなものないとそっけない回答。仕方ない。

落胆しながらも、スーパーを回っていたら、アルコール類販売コーナーが開いていた。気を取り直して、見てみるとウイスキー、ワインはバカ高い。かといって日本の酒も焼酎もない。3週間ぶりのビール以外のアルコールだし、韓国焼酎を買うことにした。

 

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ALMANDAショッピングセンターへ

さて、次に、小生のアパートから3キロぐらいの距離にある、ALMANDAショッピングセンターを目指すことにした。ここも、規制の範囲(家から10キロまで)なので問題ないはずだないはずが、警察の検問に出くわさないかとどきどきした。

途中、検問の形跡があったが、ラッキーなことに警察はいなかった。800人近くもう警察が移動制限令違反で捕まえているので、正直心配だったが、無事ショッピングセンターには7分ぐらいで到着した。

だが、やはり、スーパーのまえは長蛇の行列。

しかたない、みんさんおとなしく間隔をあけて待っていらしゃるので、私も並んだ。ところが、ここは、買い物が終わった客にあわせて、随時入れ替えをするのでなく、グループごとに入れる方式で、なんと、また30分ぐらい待たされた。

このスーパーは、日本のイオン系、2Fは雑貨コーナーになっているで期待していたが、探せど、探せど、やはり目指すしゅっぽが見つからない。

しかし、ここはお惣菜コーナーがある、酒の肴にちょうどいいのが数品手に入ったので、多少気を取り直して、外に出るとスコールの真っ最中。だが、出発するしかない。もう遅いし、規制では自動車は夜8時までしか走れない。

10分後、最大の目的を果たせず、暗鬱として気持ちで帰宅した。

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不動産ブローカーのおねいちゃんへ連絡した。

家にはついたが、本日最大のテーマーであるしゅっぽが手に入っていない。さてと、アパート借りるときの仲介ブローカーおねえちゃんにこれこれしかじかと、流し台の排水が流れないと訴えた。

やはり予想どおりの模範解答、移動制限令が出ているなか何もできない、制限令が解除されるまでそのまま我慢しろと

そこで、このままでは引き下がれないので、しゅっぽの写真を送って、だれかこのアパートの住人で持っている人がいるだろうとお前のネットワークでさがせと。

ほとんど期待していなかったので、今日買ってきた韓国焼酎をちびり、ちびりと始めたところだった。

ブローカーのおねいちゃんへメールを送って数分後、玄関のドアから人の声が。何と、このアパートに住んでいるというオーナーの友人の中国系の夫婦が、手にしゅっぽをもって現われたのだ。

旦那さんの方が、早速、しゅっぽしゅっぽと台所で実演をはじめてくれた。なんと数回しゅっぽしたあと、水がさあーーと流れた。

万事解決、おまけに、また詰まったらとしゅっぽを置いていってくれたのだ。長いインドネシア生活では、問題発生から24時間以内に問題解決することは、ほとんどなかった。

終わりよければすべてよし。韓国焼酎がうまかった。オーナーに連絡してくれたブローカーのおねいちゃんへ感謝。