日本の国会議員も報酬削減検討するそうだ。
本日のヤフーニュースによると、日本でも、自民党と立憲民主党の国対委員長の会談で議員報酬を1年間2割カットする方向で一致したらしい。
これって、東日本大震災のとき、国民に復興税をかける見返りで2割カットした水準に戻るだけではないのか?復興税はいまでも徴収されているが、議員の報酬カットは1年でなくなったはず。
今後コロナウィルスの終息がいつか全く予想がつかない現時点で、最初から1年と期限を切っているところに、なんとなく、うさん臭さを感じてしまう。
今回の非常事態でも、自営業者に自粛を要請するが、損失補償はしないとしている。
それであるならば、この非常事態時に、なぜ、思い切って、期限なしの報酬50%カットとかできなのだろう?国会議員数の数も大幅削減の検討を発表すればいいのではないか?
範を示すために、国会議員の出席者数も70%削減させるそうだ。
もともと、国会が開催されてないときは、国会につめてはいないだろうから、問題はないのだろうが、大事な国会での法案審議はどうするのだろう?
結局国体委員長の調整ですべて決まっていくのかな?まあ、それでも今とあまり変わりはないか。
国会議員の給料の国際比較データーをインタネートで調べてみた。
順位,国,報酬(単位USドル),一人当りGDP,ペイレシオ
1. 日本 201,800 38,440 5.25
2. アメリカ 174,000 59,501 2.92
3. 韓国 105,000 29,891 3.51
4. ドイツ 102,600 44,550 2.30
5. イギリス 91.200 39,735 2.30
(引用:マイベストプロJAPANより)
ちなみに、マレーシアの議員について、ちょっと古いが、ザスター紙の2013年5月20日付記事によると、下院議員の月収が6,500リンギット諸手当込みで10,000リンギット、首相が23,000リンギットということなので、ざくっと、日本の10分の1程度ではないか。
やはり、少なくとも、公表数字では、世界的にみて日本の議員報酬は高いようだ。