今月分の電気料金は通常に戻ったぞ。
今月分の電気料金の請求金額はコロナ前のレベルに戻った。
ほら、先月分の半分以下になったぞと、と心の中で叫んだ。
先月の請求金額は、どう考えてもおかしかった。
このプトゥラジャヤのアパートに移ったのは1月のはじめ。1月分の請求も。2月分の請求もちょうど70リンギットぐらいだったので、今回の請求はその水準にもどったことになる。
先月の請求金額を見たとき、どう考えてもこの請求金額は、腑に落ちなかった。
TNB(電力会社)のサービスカウンターに乗り込んで、説明を受けたが、とにかく、ロックダウンで家にこもったから、電気料金があがったの一点張りだった。
しかし、いくらロックダウンが始まって家にいる時間が増えたといっても、その前の生活レベルとほとんど変わっていない。
我が家の場合、電気料金が増える要因が見当たらないのだ。
電気料金が急に増えた理由として考えたこと
TNB(電力会社)の請求方法は次のとおり
使用電気 料金 請求金額
~200(khw) 0.218 RM43.60
~300(khw) 0.334 RM33.40
~600(khw) 0.516 RM154.80
600(khw)~ 0.546 RM70.98
電気の使用量が増えれば増えるほど電気料金が増えるしくみとなっている。
TNB(電力会社)は、3月、4月と電気メーターの検針を行っておらず、5月分について初めて検針を行ったので、3月分、4月分、5月分とまとめて計算すると、殆どのケースが600(khw)以上となってしまうので、最高料率の0.546が適用されたのではないかと思ったのだ。
プトゥラジャヤの電気料金システムは違った
良く調べると、連邦直轄市のプトゥラジャヤの電気料金の請求システムは違った。4段階の課金システムではなく、1段階のみの計算方法だった。
使用量に対して、一律RM0.435を掛けるシ計算ステムとなっている。
となると電気メーター自身に問題があるのではないか。
と強く疑った。
アパートのエージェントにもいろいろと食い下がったが、どうしようもないと、個人として打つ手はないと。相手は、国営電力会社だと。
実際のところ、自分だけではなく、マレーシア全体で起きた問題だった。
多くの利用者のクレームを受け、TNB(電力会社)が調査したところ、4月から6月までの、実際の1か月あたりの電気料金は、3月請求分以前の120%増だったいうことだ。
ちょうど、我が家が請求された金額も同じ水準だった、まあ、マレーシア全体で同じことが起きているなら仕方ないとも思うが。
TNB(電力会社)は、結局、原因はわからないと、話しを済まそうとしている。