ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マスク着用拒否、えらーく違う日本とマレーシアの対応。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村    👆ランキング応援ポチット宜しくお願いします。       人事のオンラインサロン【人事倶楽部】

同じマスク着用拒否でも、結果は、全然違う。

どちらがいいかは、国民の選択

news.livedoor.com

この男性客は、マスク着用や席の移動を求める乗務員らに独自の反論を繰り返していた。

ピーチでは、マスク拒否ではなく、安全阻害行為があったため降りてもらったと説明している。

今月7日、釧路空港発関西空港行きのピーチ機で、問題の

男性客に別の客が「どうしてマスクをしていないのか?」

と離陸前に問いただしたことが原因。

離陸後も、問題客は、他の顧客や、乗務員と言い争いが続き。。。。

本人の主張は、マスク着用義務はないのに、航空会社や、

周りに人に強制される必要ないわ。。と

航空会社側は、マスク着用拒否を理由にできないので、安

全阻害要因があったとして、途中、新潟空港で降ろした。

日本の特措法では、マスク着用を強制できない。

サラワク州ミリ空港で9月17日、空港ターミナルに入る際にマスクの着用を拒んだ男

(45)が逮捕された。

マレーシア国内の空港ではマスクの着用が義務付けられている。マスク未着用者は空港

施設への入場が拒まれる。また、各航空会社は同様に着用を求めており、していない場

合は搭乗拒否できる。

同じようなニュースでも、日本とマレーシアでは対照的。

マレーシアでは、空港でマスク着用を拒否した男が逮捕された。

当然のことながら、航空会社も搭乗拒否できる。

内閣支持率も高く、国民は政府の一連の政策を支持している。

 

ピーチ事件の問題点の検証

1.航空会社

あくまでも、マスク着用は、協力お願いベースで対応。

社内ルールでマスク着用の徹底、搭乗時に説明すべきで

は。。

2.マスク着用をクレームした隣の搭乗客。

間に空席があったとはいえ、隣の客がマスクをしていなけ

れば、そらー文句を言いたくなるのが当たり前。

3.着用拒否の本人

法律上強制着用の義務ないし、搭乗時に航空会社側の強制

着用の説明なし。

言い分としては、わからなくもない。。。

隣の人にクレームされ、かっときて、引っ込みがつかなく

なったというのも、人間の性。

 

強制権のない特措法が、問題の本質ではないだろうか。

強制義務がなく、結局現場の判断まかせになっている。

特措法成立時に、私権の制限を主張し、強制権を排除した

野党の責任。

欠陥がわかりながら、甘んじて放置している政府与党の責

任。

 

航空会社は、着用拒否した客に、損失補填を請求できる?

でも、結局、航空会社の泣き寝入りとなるのだろう。

実質損失を被った航空会社は、本当にいい迷惑。

でも、最終的には、非常時でも強権発動しない社会がいい

のかどうかは、国民の選択だけど。