マレーシアが変異株流行国に認定されると、さらに日本入国が困難に
変異英国株も拡散している可能性があります
Weekly Mytownより
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は4月14日、新型コロナウィルスの南アフリカの変異株「B.1.125」が同日までに感染者17人から発見されたと述べた。
感染源はスランゴール州セパンとクアラ・ランガット付近での追跡調査で同じ感染源から広がったとの見方を示した。
この変異株はクアラルンプール国際空港(KLIA)で働き、感染した2人から3月18日に発見された。それ以降、この2人から拡散し、少なくとも3つのクラスター感染を引き起こしている。
マレーシア国内ではこのほかにも英国とナイジェリアの変異株が2月から3月にかけて見つかっている。いずれの変異株も感染力が高く、現在の感染者数増加は変異株が拡散している可能性もある。
マレーシアが、変異株流行国と認定されると、日本への入国がさらにハードルが高くなってしまいます。
変異株流行国から、帰国すると、入国後3日間、政府指定の隔離施設で過ごさなければなりません。
3日間滞在後、再度検査を受け陰性と判明すれば、初めて自宅隔離に移行できます。
出発前の陰性証明の検査を含めると、何と3回も検査をうけ、全て陰性結果がでたうえで、晴れて入国できるというわけです。
マレーシアの日本人在留者にとって、これは大きなリスクです。まず、出発時のPCR検査で陽性となった場合、現地の収容センターへ放り込まれてしまいます。
PCRの検査システムそのものの信頼性には大きな疑問があります。擬陽性が出る確率もけっこう高いと言われています。
擬陽性であっても、いったん陽性という結果が出れば、航空機へのチェックインもできませんので、日本への帰国の道が絶たれることになってしまいます。
日本政府が、各航空会社へ陰性証明者を所持していないに搭乗者のチェックインをさせないように指示を出しているからです。
水際対策ということで、日本国内では、陰性証明の提出義務に対し、問題視する動きはありませんが、日本国籍者に対して、搭乗チェックイン時の陰性証明提出義務はいかがなものでしょうか。
感染初期に中国へ特別便を出して、日本人を帰国させていた対応に比べると、大きく変わってきています。
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