ジャカルタと西ジャワ州の警察のトップがクビに
理由は、行動制限令の監督不十分ということ
ジャカルタと、西ジャワ州の主要都市は『大規模社会的制限』という行動制限を実施している。
不要不急の外出を禁止し、ライフライン以外の業種には在宅勤務を求めている。また、大規模集会なども禁止している。
ところが、先週FPI(イスラム擁護戦線)の代表のシバブ氏は亡命先から戻ってきて、さっそく、娘の結婚式や支持者の大規模集会を強硬開催した。
これに対し、責任者である警察や、ジャカルタ州知事は、見て見ぬふりをし、適切な対応がとれなかった。
コロナ感染者が過去最大のベースで拡大している中、一般住民には行動制限を強いており、当局の対応に不満が高まっている。
中央政府は、担当の責任者のクビをきって、批判の矛先を収めようしているように見える。
ジャカルタ州政府の弁明は、
『我々は、大規模集会の開催に対し既に警告書をだしているが、最終的に実行されてしまった。罰金50百万RPを課す予定だ。ジャカルタ州の担当局の人数は限られており、我々は、関係当局、及び主催者側に協力を依頼した。問題は、招待客ではなく、一般支持者が大挙集まってきたことだ。』
いやあ、どこかの子供の言い訳みたいに聞こえますね。
政府も警察もFPI(イスラム擁護戦線)の動きをちゃんと抑えられないといことです。
現在、ジョコウィ政権は、コロナ感染拡大は止められないし、経済は最悪の状況にあり、一般民衆の政府批判が高まっておりバタバタの状況です。
FPIのリーダーシバブ氏が帰国し、帰国後直後に政府の方針に反し、堂々と大集会を開くということは、何か政治的な動きがあるのでしょう。
どちらにしても、今、大集会を開くのはヤバイのではないでしょうか。コロナ感染が間違いなく、拡大してしまいます。
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