ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マレーシアも変異株流行国となると、日本入国がさらに困難に

マレーシアが変異株流行国に認定されると、さらに日本入国が困難に

変異英国株も拡散している可能性があります

Weekly Mytownより

保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は4月14日、新型コロナウィルスの南アフリカの変異株「B.1.125」が同日までに感染者17人から発見されたと述べた。

感染源はスランゴール州セパンとクアラ・ランガット付近での追跡調査で同じ感染源から広がったとの見方を示した。

この変異株はクアラルンプール国際空港(KLIA)で働き、感染した2人から3月18日に発見された。それ以降、この2人から拡散し、少なくとも3つのクラスター感染を引き起こしている。

マレーシア国内ではこのほかにも英国とナイジェリアの変異株が2月から3月にかけて見つかっている。いずれの変異株も感染力が高く、現在の感染者数増加は変異株が拡散している可能性もある。

 

マレーシアが、変異株流行国と認定されると、日本への入国がさらにハードルが高くなってしまいます。

 

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変異株流行国から、帰国すると、入国後3日間、政府指定の隔離施設で過ごさなければなりません。

3日間滞在後、再度検査を受け陰性と判明すれば、初めて自宅隔離に移行できます。

出発前の陰性証明の検査を含めると、何と3回も検査をうけ、全て陰性結果がでたうえで、晴れて入国できるというわけです。

 

マレーシアの日本人在留者にとって、これは大きなリスクです。まず、出発時のPCR検査で陽性となった場合、現地の収容センターへ放り込まれてしまいます。

PCRの検査システムそのものの信頼性には大きな疑問があります。擬陽性が出る確率もけっこう高いと言われています。

擬陽性であっても、いったん陽性という結果が出れば、航空機へのチェックインもできませんので、日本への帰国の道が絶たれることになってしまいます。

日本政府が、各航空会社へ陰性証明者を所持していないに搭乗者のチェックインをさせないように指示を出しているからです。

水際対策ということで、日本国内では、陰性証明の提出義務に対し、問題視する動きはありませんが、日本国籍者に対して、搭乗チェックイン時の陰性証明提出義務はいかがなものでしょうか。

感染初期に中国へ特別便を出して、日本人を帰国させていた対応に比べると、大きく変わってきています。

 

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オーバーステイの外国人に対し’、4月21日までに出国を要請

ソーシャルビジットパス(短期滞在ビザ)が、期限切れとなっている者は、4月21日までに出国しなければなりません。

期限切れとなっている人は、要注意です。

日本大使館掲示板より

4月12日、マレーシア入国管理局が、既にソーシャルビジットパス(Pas Lawatan SosialPLS)の期限が切れて(オーバーステイして)いる者に対し、421日までの出国を求める報道声明を発出しました。主な内容は以下のとおりです。
 
・マレーシア入国管理局は、帰国便が全く運航していないことや、自国におけるCOVID-19の流行状況により、自国への帰国が困難な者がいることは承知している。一方で、法執行オペレーションを通じ、PLSを悪用して不法行為を行っている外国人の存在も把握している。
・許可を受けてマレーシアに居住している外国人は、マレーシア入国管理法(Akta Imigresen)の下での全ての法令及び規則に従う必要がある。マレーシア入国管理局は、(既にPLSの期限が切れて(オーバーステイして)いる)外国人(※1)に対し、2021421日までにマレーシアから出国するよう求める。それまでに出国できない者は法的措置の対象となる
自国への帰国に制約がある者は、マレーシアでの滞在を延長するために特別パス(Pas Khas)を申請することができる(※2が、自国の在外公館からのサポートレター(※3)と、マレーシア国内での居住及び生計維持能力を証明する文書を提出する必要がある。

 

マレーシア政府は、これまで、コロナ感染拡大により、帰国航空便がない、コロナの流行状況により帰国できなどの帰国困難者に対し、期限を超えての滞在を認めてきました。

今回、この特別措置の延長はもう認めないということです。

理由は、この特別措置を悪用して、マレーシア国内で不法ビジネス’を行うような外国人が出てきているためです。

各国大使館は、このマレーシア政府の方針に対し、自国民に対し、早急に帰国準備あるは、特別滞在パスの申請を行うよう促しています。

今では、マレーシアからは多くの航空便が飛んでおり、航空便の問題で帰国が困難な人は、もうほとんどいないはずです。マレーシア政府の今回の措置は、当然の対応だと思われます。

 

日本人については、特に、東マレーシアに住んでいる人たちが問題になる可能性があります。

日本側の規制により、出国前72時間以内の陰性証明を取得できないと、飛行機に乗ることもできません。

東マレーシアから国内便により、クアラルンプールを経由する必要があるはずですから、数日前にクアラルンプールに移動し、陰性証明を準備する必要があります。

21日までにもう時間がありませんので、該当する人は、航空券の予約、陰性証明の手配など即刻準備の開始が必要です。

対応が遅れると、国外退去、ブラックリストへの掲載などの措置が取られ、マレーシアへの入国はもうできなくなることは間違いありません。

 

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高齢者と外国人労働者、中国製ワクチン接種義務化?

高齢者と外国人’労働者が、中国製シノバックワクチン接種義務化対象に

政府の思惑通りに、ワクチン接種希望者が増えません

マレーシアBIZナビの記事によると

新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整相を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は12日の会見で、19日から開始される第2フェーズの対象者である60歳以上の高齢者に中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック製のワクチンを接種する方針を明らかにした。

ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)が他国におけるシノバック製ワクチンの接種状況をみて決定した。カイリー氏は「重症化予防効果が確認できた。

死者の80%が60歳以上であることから判断した」とし、第2フェーズにおける主力になるとの考えを示した。

 

マレーシアでは、政府の思惑通り、ワクチン接種希望者が増えていません。

政府は、今年末までに、ワクチン接種率が、国民の70%に達し、集団免疫を獲得することを目標としています。

しかし、現在のワクチン接種希望者は8百万人程度までしか達しておらず、全国民の35%程度にすぎません。

そこで、政府は、ワクチン接種の義務化を計画していますが、手はじめに対象となったのが、60歳以上の高齢者と、外国人労働者です。

しかも、接種されるワクチンは、中国製のシノバックワクチンときています。

ワクチン接種義務化については、先ごろファディラ・ユソフ上級相(公共事業相兼任)が、外国人労働者の新規雇用の際の条件に加える方向で検討すると発言するなど。。

明らかに、現政権のあせりと思惑が見え隠れしてきています。

非常事態宣言解除後には、総選挙が予定されており、コロナ問題の収束が、現政権にとって必須だからです。

それにしても、中国政府の高官自身から、シノバック製ワクチンの有効性に対する疑問の声をあがっており、今後種類の違うワクチンの開発に注力するそうです。

こんな時に、高齢者と外国人労働者に対し、中国製ワクチン接種の義務化を進めていいのでしょうか。

 

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インドネシア、企業にレバラン手当の満額支給義務化

まったく、非常時だということを認識していない大臣発言

今は、企業負担を強いる時期ではないはずですが

NNAアジア記事より

インドネシアのイダ労相は12日、イスラム教断食明け大祭(レバラン、今年は5月13~14日)前に企業が従業員に支給する宗教大祭手当(THR)について、満額支給を義務付ける回状を同日付で公布したと発表した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で支給が困難になった企業に対しては、労使の合意を得た場合には遅くとも大祭前日までに支給を延期することを認めた。

回状は全国の州知事に宛てて発出した。各地の州知事や県知事、市長に対し、管轄地域の企業が法令に則してTHRを支給することを確認しなければならないと指示した。

THRは、勤続1カ月以上の従業員を対象に、大祭日の7日前までの支給が義務付けられている。会場では、7日前までに支給できない企業が労使の話し合いで合意を得た場合、大祭前日まで支給を延期することができるとした。ただし、合意内容は大祭日の7日前までに各所在地の労働局に報告することを義務付けた。

 

まさか、新型コロナ下で苦しむ企業に、この仕打ちはないでしょうという内容です。

企業の多くは、死に物狂いで生き残りを図っており、今では、雇用を維持しておるだけでも立派なことだと思いますが。。。

インドネシア政府の労働大臣はこれまでも、元労組幹部などが就任することが多く、インドネシアでは、あまりにも労働者に有利な労働法規が維持されています。

世界的に、コロナ下で経済不振が深刻化するなか、各国政府は、政府支出により社会的弱者の救済を図っている訳ですが、インドネシア政府の労働大臣は、またもや正々堂々と企業に負担を求めています。

もちろん、同大臣の社会的パーフォーマンスであることは確かですが、タイミング的にあまりにも、センスのない発言ではないかと感じます。

利ざといインドネシアの事業者であれば、コロナ不況の中、会社は潰してしまい人件費などのコスト負担を削減し、別途新規に会社を作ることを考えるでしょう。

今、インドネシア政府が行うべきことは、一般企業や事業者の負担を増やすことではなく、政府として、社会的弱者の救済、事業者の支援をいかに進めるかだと思います。

この非常時において、相変わらず、通常時と同じような発言を繰り返す、インドネシア政府高官には、まったくがっかりします。

一般企業や、事業者が、つぶれてしまうと、レバラン手当を支払うどころではありません。

 

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日本政府は、海外在住者のワクチン接種を日本で行う計画です

政府 海外在住の日本人への新型コロナワクチン接種 方針固める

海外に住む日本人へのワクチン接種を実施

NHKニュースより

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、政府は、海外に住む日本人への対応方針を固め、希望者は、政府が新たに開発する接種の管理システムを通じて予約したうえで、日本に一時帰国して空港などで接種を行うなどとしています。

新型コロナウイルスのワクチン接種が国内で順次進められる中、政府は、途上国を中心にワクチン接種が始まっていない国や地域に住む日本人にも迅速に接種を進める必要があるとして、このほど具体的な対応方針を固めました。

それによりますと、接種の希望者は、政府が新たに開発する接種の管理システムを通じて予約を行ったうえで、日本に一時帰国して成田空港か羽田空港、またはその周辺の施設で接種を行い、3週間後に再度接種を行うとしています。

政府は、こうした対応により接種を受ける人数を20万人程度と想定していて、早ければことし夏ごろから接種を開始する方向で検討を進めています。

 

これは、海外在住者にとって朗報です。

マレーシアでも、日本大使館などを通じて、マレーシア在住日本人へのワクチン接種を進める話がありましたが、今回は、日本へ一時帰国のうえ、ワクチン接種を進めるという話です。

マレーシアでも、インドネシアでも外国人に対し、無料でワクチン接種を進めるということが決まっており、こういった国での在住者が対象になるのかどうかは不明ですが。。。

ただ、マレーシア、インドネシアでは、問題はワクチン指定ができないということです。

世界的に、アストラゼネカ社のワクチンが問題になっているほか、中国製のワクチンも信頼感に欠けますので、やはり現在のところファイザー社のワクチンが一番信頼性が高いです。

やはり、日本でワクチン接種を受けられることにこしたことはありません。

 

日本国内では、市町村レベルでワクチン接種計画が進められているため、日本に住民票を残してしていない人が問題になりますので、

このため、今回の政府の計画では、空港の近くで、一時帰国者専用の接種センターを設置しようという計画のようです。

10万円の一時金をもらえなかった海外在住者に対し、何らかの還元を行うべきだとの議論が、国会でも進んでいますが、今回の対応は、この議論にあわせたものかもしれません。

 

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レストラン協会が、正式な就労許可を有する外国人労働者の帰還を要請

レストラン協会は、外国人労働者の帰還を政府に要請

 

マレーシアムスリムレストラン協会は、正式な就労許可を有する外国人労働者に対し、マレーシアへの帰還を許可するよう政府へ要望。

PKP(ロックダウン)発令時に本国へ帰国した、多くの飲食業界で働く外国人労働者は、未だマレーシアへの帰還が許されていない状況だ。

現在、マレーシアへの帰還が許されている外国人労働者は一部の家事労働者だけだ。

同協会会長は、レストラン業界で働く約2万人のぼる外国人労働者の帰還を許可するよう政府に要望している。

インド人レストラン協会会長も同様に、政府へレストラン業界で働く外国人労働者の早期帰還を許可するよう、要望書を提出したということだ。

レストランの営業が、1日、12時間から18時間へ戻り、外国人労働者不足の経営への影響が大きくなっている。

 

政府は、新型コロナ感染拡大の影響により失業した、マレーシア人を優先的に雇用するよう指導していますが、やはり、業界は外国人労働者の帰還を要望しています。

構造的に、外国人労働者とマレーシア人労働者の賃金格差が大きいほか、マレーシア人労働者自身が、飲食業界への就職は望まないということだと思います。

マハティールさんが、首都のレストランの従業員は、外国人に占められているとして嘆いていましたが、コロナ禍にあっても状況に変化はないようです。

短期的には、外国人労働者に依存する経済構造が大きく変化することとは難しいと思いますが。。。

いずれ、限界が来ることは明白であり、政府も、外国人労働者とマレーシア人労働者のバランスの取れた経済社会の構築を目指す必要があります。

マレーシアにとってコロナ後の大きな宿題です。

 

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レストラン協会が、正式な就労許可を有する外国人労働者の帰還を要請

レストラン協会は、外国人労働者の帰還を政府に要請

 

マレーシアムスリムレストラン協会は、正式な就労許可を有する外国人労働者に対し、マレーシアへの帰還を許可するよう政府へ要望。

PKP(ロックダウン)発令時に本国へ帰国した、多くの飲食業界で働く外国人労働者は、未だマレーシアへの帰還が許されていない状況だ。

現在、マレーシアへの帰還が許されている外国人労働者は一部の家事労働者だけだ。

同協会会長は、レストラン業界で働く約2万人のぼる外国人労働者の帰還を許可するよう政府に要望している。

インド人レストラン協会会長も同様に、政府へレストラン業界で働く外国人労働者の早期帰還を許可するよう、要望書を提出したということだ。

レストランの営業が、1日、12時間から18時間へ戻り、外国人労働者不足の経営への影響が大きくなっている。

 

政府は、新型コロナ感染拡大の影響により失業した、マレーシア人を優先的に雇用するよう指導していますが、やはり、業界は外国人労働者の帰還を要望しています。

構造的に、外国人労働者とマレーシア人労働者の賃金格差が大きいほか、マレーシア人労働者自身が、飲食業界への就職は望まないということだと思います。

マハティールさんが、首都のレストランの従業員は、外国人に占められているとして嘆いていましたが、コロナ禍にあっても状況に変化はないようです。

短期的には、外国人労働者に依存する経済構造が大きく変化することとは難しいと思いますが。。。

いずれ、限界が来ることは明白であり、政府も、外国人労働者とマレーシア人労働者のバランスの取れた経済社会の構築を目指す必要があります。

マレーシアにとってコロナ後の大きな宿題です。

 

 

 

容赦ない銀行による、ローン債権の取り立てが始まったか

マレーシアの銀行は、延滞債権の取り立てに容赦ありません

僅かの延滞金で、競売が実行されています

MalaysiaKiniの記事によると、

P Letchumyさん(60が、Bank Negaraの前で、Banlk Negaraに対して救済を訴えている姿が注目された。

僅か、975リンギットの銀行ローンの返済ができず自宅が銀行に差し押さえられ、競売入札の手続きが取られたためだ。

彼は、競売で自宅を落札した入札者に電気、水道を止められ自宅からの退去を余儀なくされてしまった。

共同所有者である息子さんによると、2001年自宅を購入時、銀行から31,500リンギット借入し、これまでれ毎月268リンギットを返済してきた

しかし、2018年7月より、毎月の返済額の引き上げが行われこと、また、昨年のコロナの影響により、一部返済金の延滞が始まり、最終的に975リンギットの延滞金となってしまったとのことだ。

 

このところ、毎日のように、銀行ローンの延滞により、自宅が競売にかけられたというニュースが新聞記事に出ています。

昨年の新型コロナの発生以来、マレーシア政府は、厳しい行動制限政策を行ってきました。

多くの人が、失職したり、収入が減少したため、政府はBank Negaraを通じて、各民間銀行に対して、ローンの返済猶予を行うよう指導してきました。

民間銀行に対する、中央銀行の指導には限界があると見ていましたが、最近の新聞記事を見る限り、やはり、政府は、返済猶予政策を打ち切ったのではないかと思われます。

それに加え、マレーシアの民間銀行は、延滞債権には、債権の取りたて部門が、事務的に法的執行をかける傾向にあり、個別の債務者の事情には配慮しないようにみえます。

この記事の、銀行ローンの債務者のように、延滞金額も少なく、返済意思も示している場合は、普通、銀行側も状況に応じて債権のリストラクチャリングに応じるものですが。。。

 

やはり、政府が、こういった債務者に対する救済スキームを組んで、中央銀行より民間銀行に提示しないと、個別の債務者は救われず、この記事のようなケースは多数発生すしてくるものと確信します

 

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MRTプトゥラジャヤ線が8月に開業予定

マレーシア首都圏の鉄道網の充実がいっそう進展

コロナ下でも、順調に工事が進められてきました

 

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MRTプトゥラジャヤ線が8月に開業予定

 首都圏大量高速輸送(MRT)プトラジャヤ線(MRT2、旧称スンガイブロー—セルダン・プトラジャヤ線、全36駅)の第1期の建設及び試運転が7月にもすべて完了し、8月にも営業運転を開始する見通しだ。

3日に現場視察及び試乗を行なったウィー・カション運輸相が明らかにした。

 

プトゥラジャヤセントラル駅からスンガイブロー駅を結ぶMRT新線が完成します。

このコロナ下にあっても、工事はずっと続いてました。これにより新線の周辺地域の開発がいっそう進むでしょう。

特に、プトゥラジャヤセントラル駅は、空港とKLセントラルを結ぶ空港線の空港から2駅目です。

政治の中心地のプトゥラジャヤ、及びスマートシティーとして発展中のサイバージャヤが、いよいよクアラルンプール都心と、MRTで結ばれることになります。

これまでも、空港線を使えば、KLセントラルへは短時間で行くことができましたが、沿線駅も少なく通勤、通学用としては利便性が良くありませんでした。

今回のMRT新線のオープンにより、プトゥラジャヤ、サイバージャヤからスルダンへの沿線の住民は利便性が格段に向上することになり、首都圏の鉄道網にがっちりと組みこまれることになります。

一度財政難により中止されていたMRT3(環状線)建設再開も閣議決定されており、今後いっそう鉄道網のインフラが拡充されていくことは確実です。。

 

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今回の一時帰国について、手続き関係まとめ

 

マレーシアから、ホテルでの隔離を避け大阪への一時帰国を果たすには、シンガポール航空シンガポールトランジット、シンガポール関空便を利用するしかありません。

マレーシア航空の関空便は、4月もキャンセルになっています。

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トランジット客の誘導

 

シンガポール航空を利用する場合、シンガポールでのトランジットが必要となりますが、トランジットビザは必要ありません。実際にシンガポールに到着すると、トランジット客はまとめて、飛行機からトランジット乗客の隔離地域へ誘導されます。

隔離地域では、軽食と飲み物を売っているキオスが2件あるだけで、乗客は、本当に乗り継ぎ時間を過ごすだけの場所になっています。当然、職員さんは全員防護服に身を固めています。

出発時刻も、関空便は一番短く、3時間ほどの滞在時間だったので、それほど待たされる感覚はありません。

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トランジット客隔離地域

 

出発前の陰性証明の取得ですが、シンガポール航空のウエブ案内では、マレーシアのおける検査機関のリストが掲載されていますが、この検査機関が発行する検査証明書である必要はありません。

何と言っても、入国前72時間以内の陰性証明とされていますが、これは利用便の出発予定時刻の72時間以内です。私の場合は、朝10時25分がフライト時刻でしたので、3日前の朝10時25分以降の検査時間である必要がありました。

陰性証明の発行は、検査時刻から48時間以内とされているので、出発日の前日までに入手しようとするとギリギリのタイミングとなります。

そこで、コミュニケーションを確実にするために、日系のクリニックを選択しました。コミュニケーション不足により陰性証明が入手できないとなると、チェックインさえできません。

検査費用は430リンギットでした、一般の検査機関より少し高いかもしれませんが、安心感が全然違います。

陰性証明の入手が予定より遅れ、クリニックから空港へ直行したしたというケースもあると聞きますので要注意です。

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シンガポール航空衛生キット

 

また、当日の朝空港への交通手段もグラブではなく、ハイヤーを事前に予約しました。私のアパートはプトゥラジャヤとスランゴール州の境にあるので、ルートによっては空港に行くためには警察の検問に引っかかるリスクがあるためです。

やはり、ハイヤーの運転手は、事前に情報を入手しており、通れるルートをしっかりと把握していました。

空港に到着すると、入り口で早速、セキュリティガードに陰性証明を見せるように求められました。チェックインカウンターでも、一番のポイントはこの陰性証明の提示です。

 

関西空港到着時のポイントは、1)質問票の提出 2)健康状態の申告書 3)PCR検査 4)各種アプリのインストールです。

これについては、頻繁に変更にになっていますので、出発前には厳重なチェックが必要です。インターネットで厚生労働省への入国時手続きのサイトへアクセスする必要があります。

1)質問表については、出発前に事前に入力し、到着時にはバーコードの提出が必要になります。

2)健康状態の申告書は、シンガポールの出発便のウエーティングホールで手渡しされます。

3)到着時のPCR検査は、唾液方式なので、特に、問題はありません

4)到着時のアプリ設定は、①OEL(位置情報確認)②SKYPE、またはWhatsApp ③グーグルマップへ位置情報記録、保存の設定 ④メールアドレスの確認 ⑤COCOA接触確認アプリ)です。

到着時の手続きは流れ作業になっており、各ブースでチェックを受けますが、さすがに日本はてきぱきと作業をこなしてもらえますので、待たされることなく、到着後1時間30分程度で全て手続きは終了しました。

手続きは、これからも日々変わっていくでしょう。

 

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警察も、立場的になかなか苦しいものなのです

州越え申請に許可を出す立場の警察に批判が集中

許可を出しても、出さなくても批判がきます

Malaysiakiniの記事より

Cheras 警察署の掲示板に張り出された1枚の注意喚起書がソーシャルメディアに拡散され、話題になっています。

同警察署長によると、警察署員に対し、州越えの移動に対する許可申請に対して、口頭で注意喚起をうながしたもの。

一部の署員が、正式な通知であると誤解し、掲示板に注意喚起書として掲載してしまったとのことだ。

内容は、州越えの許可申請に対し、より厳しい対応を求める内容であったため、社会的に注目を浴びてしまった。

 

一部の芸能人や著名人が、警察の正式な許可を取得のうえ州越えし、華美なパーティーを開催し、社会的批判を浴びたケースに対しての対応。

州越えの許可申請に対しては、行動日程表にしっかりとしたエビデンスの添付が必要という観点から、注意喚起を促したものだった。

警察としても、毎日、数多くのの州越え申請を受けており、許可を出さないと批判をうけ、許可を出すとまた批判を受けるといった状況で、立場的に本当に苦しい状況にあということだ。

 

政府は、州越え禁止措置を解除する動きをまだみせていませんが、現場で直接執行する立場の警察へ、国民から相当不満がぶつけらているようです。

一部芸能人が、州越えのうえ派手なパーティーを行ってしまったため、許可した警察への批判が起こってしまいまいました。

また、警察内部の、許可申請取扱いについての注意喚起が、州越えの許可をより厳しくする動きだとして、批判にさらされることになってしまいました。

州越えの禁止もこれだけ長期に渡ると、国民のストレスも相当溜まっているということです。

新規感染者数も何とか1,000人前後で踏みとどまっていますが、どうも感じとしてはまた増加に転じる兆しがあります。

そうなると、州越え禁止の解除はしばらくなさそうなので、現場の警察の悩みはしばらく続きそうです。

 

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訪中したヒシャムディン外相の発言に批判が集中

中国との外相会談におけるヒシャムディン外相の発言に批判

背景には、南シナ海の領有権問題

Malaysiakini紙より

「ひっくり返った小舟は元に戻せるが、不用意な一言は、取り返しがつかない」

このマレーシアのことわざが、現実的に起きてしまった。

ヒシャムディン外相中国訪問時、王毅外相との会談におけるヒシャムディン外相の発言が注目されている。

同大臣は、「中国は、マレーシアにとって兄貴分だ(BIG BROTHER)」と呼びかけ、王毅外相も「我々は兄弟だと」返した。

ヒシャムディン外相は、マレーシアの尊厳と独立を守るフロントライナーとして、基本的な使命を果たすことに失敗した。

中国皇帝たちの末裔による、マルコポーロ以来の手練手管により篭絡され、この外相は、マレーシアは中国の弟分だと口ばしってしまった。

荷が重すぎる外相という地位から直ちに辞任し、マレーシア国民に詫びるべきだ。

何故詫びる必要があるか、その理由は、1.中国は、国際法によりマレーシアの領海と認識されている地域を幾度となく侵犯している。2.中国は、マレーシアの排他的経済ゾーンを認めていない。3.中国が南シナ海の大半の地域の領有権を主張。4.60年前のアジア、アフリカ会議で誓った中立、非同盟主義の原則に合致しない。5.50年前に誓った、自由で、平和で、中立主義に基づいたASEANの成立精神に違反する。

外相は、その不用意な一言で、米中の緊張が高まる中、このASEANを戦場にしてはいけない。

 MalaisiaKini より

それにしても、手厳しい外相批判です。

日本の茂木大臣も王毅外相との会見で、王毅外相の発言に対し、適格な反論ができなかったとして批判を受けましたが、同じようなことがマレーシアでも起きました。

中国の主張する南シナ海の領有権は、著しくブルネイインドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピンの領有権と利害が衝突しており、国際問題に発展しています。

伝統的に、ASEAN各国は、中立主義を基本としていますが、米中の覇権争いに巻き込まれ、微妙な立場に追い込まれてきました。

領有権の問題は、直接各国の国民感情を刺激するので、政府もしっかりと方針を打ち出さないと、このように直接的な厳しい批判にさらされてしまいます。

もともと、現政権は中国に対し弱腰だと、批判を受けていましたので、今回のヒシャムディン外相の対応は、世論、国民にとってマイナスの印象が大きかったようです。

 

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手続きは最高に煩雑ですが、入国検疫手続きはスムーズです

やっと日本へ入国できました

検疫手続きは、最高に煩雑です

昨夜10時すぎ、私の乗ったシンガポール関空便がいよいよ関西空港に到着しました。

まず、降機後の最初のチェックポイントは、過去14日間の訪問国歴、と健康状態の申告です。

そのあと、検査コーナーに誘導され、唾液を出し、PCR検査用の検体を提出します。

そのあと、事前の登録した申告書(QRコード)の提出、各アプリの登録内容のチェック等6-7か所のチェックポイントを経て、最後にPCR検査の結果待ちのスペースへたどり着きます。

電子掲示板に自分の整理番号が出れば、陰性だったということになり無事イミグレでの入国手続きとなりました。

 

ここまで1時間半ぐらいでしょうか。思ったよりずっと早かったです。

乗客は、60人くらいで、日本人20人、ネパール人の団体40人ぐらいのイメージです。

それに対して、対応していただいたスタッフの総数は、100人ぐらいいたでしょうか。

さすが、日本の職員さんたちは、てきぱきと統制がとれていて、各チェックポイントでの待ち時間もなく、手続きはスムーズに進みます。。。

煩雑ですが、乗客側も事前に準備しておけば問題ありません。

 

職員さんたちの対応には、何の不満もありませんが、やはぽり、陰性証明を提出し、到着後再度PCR検査を行い、さらに、2週間の隔離がどうして必要なのか、疑念が最後まで消えませんでした。

 

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シンガポールトランジットで関空へ

朝、7:30分にアパートを出発。シンガポール航空カウンターでチェックイン、陰性証明のチェックがメインで乗客も少なくあっという間に終わりました。

イミグレも見渡す限り人はおらず、出国手続きしている人は私を含めて2~3人でした。イミグレの担当者も暇そうなので、マレーシアに戻ってくる時の手続きについて聞いてみました。
担当者曰く、簡単、簡単、今はオンラインで申請して、2週間ぐらいで許可が出るよ。でした。

さて、シンガポールについたらトランジットの時間に買い物でもと思っていたのですが、とんでもなかったです。トランジットする者は隔離地域に連れていかれ、ボーディング時間までひたすら待つころになります。

トランジットエリアで過ごす人もそれほど多くなく、いろいろな国へ移動する人の総数もまだまだ少ないということだと思います。

今日の夜には日本への入国が待っています。さてどうなることか。。。

初めてのPCR検査をうけました(2)

おかげさまで、陰性証明が取れました

思っていたよりずっと早く結果がでました

 

PCR検査の結果、昨日の午後16:00時ごろに連絡受けました。

無事に陰性ということで、これで日本に帰ることができます。

当初、結果がでるのは48時間以内だということだったので、もっと時間がかかると思っていましたが、検査後24時間ぐらいで結果がでました。

擬陽性ということもあるので、陽性が出たらどうなるのだろうとドキドキものでした

 

日本に入国するときに、またPCR検査を受けなかればいけません。しかも、それから2週間の隔離です。

毎日に、ビデオコールはかかってきて管理されるそうです。

そもそも、昨年末、日本の入国検疫管理は甘いとして、散々国会などで政府がたたかれ、管理を厳しくして現場に降りてきたのが最近なのです。

 

ウィルス感染後10日でほぼ他人へ感染させることはないと言われているのに、2回も陰性が証明されそこからさらに2週間も隔離させる意味はなんでしょうか?

多くの国が隔離期間を短縮させています。

とにかく、厳しく管理してますよという、お役人のパーフォーマンスような気がしてなりません。

 

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